転塾したいと伝えたら改善策を提示されてそのままズルズル続けている。
こんな経験をしている人もいるのではないでしょうか?
それで成績が上がればいいのですが、数ヶ月経つと元に戻ってしまうと最悪です。
転塾を決めたのならスパッと今の塾を辞めて新しい環境に切り替える方が学習効率が上がります。
そこで、今回は引き止められずに転塾すると伝えるコツを解説!
この記事を読めば、退塾という言いにくい内容でも安心して伝えられる方法がわかります。
「転塾する」と伝える必要はない!?
直接的に「転塾する」と伝えることが必ずしも最善とは限りません。
せっかく新たないい塾が見つかっても現在の塾でズルズル引き止められると時間がムダになります。
伝えるべき最低限の内容
最も重要なのは「いつまでに塾を退会するのか」を伝えることです。
退会手続きに必要な時間の確保、いつまで月謝が発生するのかを確認のために重要です。
転塾の理由を深く説明する必要はなく、次のように簡潔に伝えることができます。
- 退会予定日の通知。
- 月謝の最終支払い日の確認。
- 退会手続きの必要書類の確認。
これらの情報に限って伝えることで、スムーズな退塾が可能になります。
不満が改善されても要注意
もし転塾することを伝えた場合、塾は引き留めるために改善策を提案してくることがあります。
講師変更やクラス変更によって不満が解消されるかも知れません。
ただし、これはその場しのぎの解決策になることもあり、次のような可能性も考えられます。
- 短期間での改善が見られるが、根本的な問題は解決しない。
- 転塾をしないと決定した後、元の状態に戻ることがある。
転塾の原因を教室長に伝えたとき、何も把握していない場合は要注意です。
成績と志望校の把握や学習プランを考えられていない可能性があります。
退塾はいつまでに言うべき?
転塾を考えている際、退塾の意向をいつ伝えるかは非常に重要です。
適切なタイミングを選ぶための重要ポイントをまとめています。
1ヶ月前までには通知すべき理由
- 退塾手続きに必要な時間を確保するため
- 転塾先の開始時期と月謝の重複を避けるため
- 新しい塾の体験授業で学習の途切れを防ぐ
退塾の意向を1ヶ月前までに伝えると、必要な手続きに十分な時間を取れるので安心です。
また、転塾先の塾の開始時期を考慮して、月謝の支払いが被ってしまうのを避けることができます。
この期間を利用して、新しい塾の体験授業を受けることで、学習習慣を継続していきましょう。
中間テストの結果で判断しよう
- 長期休み明けの実力テストと中間テストの結果を評価
- 学習の進捗とフォローアップの確認
- 次の長期休みは新しい塾でのスタートに最適
中間テストの結果を利用して転塾のタイミングを決めるのがおすすめです。
テストの結果は、長期休み中の勉強と学校の授業フォローアップができているかがわかります。
3ヶ月〜半年以上経っても成績が伸びていないなら、新しい塾を検討してみましょう。
引き止められずに転塾する言い方
転塾や退塾を伝えた時、引き止められる可能性が高いのは事実です。
生徒を説得するために面談の時間が増えて、勉強時間が減ってしまうのは避けるべき状況です。
ここでは引き止められるのを防ぐ言い方を紹介します。
退塾がすでに決定していることを伝える
退塾がすでに決定していることをはっきりと伝えることが大切。
- 家族で話し合った結果決まったこと
- 退塾する期日が明確になっていること
保護者だけでなく生徒も同じ意見であることを伝えると引き止められる可能性が下がります。
電話で退塾の意向だけ伝える
教室長との年齢差やが、性別の違いから直接話すと威圧感を感じる人もいるかもしれません。
一方で、電話であれば声だけですし、自分の家からなので落ち着いて話ができます。
「退塾前に一度面談させてください」と言われることもありあすが、断ってOKです。
物理的・経済的に通塾が難しい理由を伝える
- 引っ越しにより通塾が困難になった
- 経済的な理由で塾を変更する必要がある
- 仕事の都合で送迎が難しくなった
などは塾側で解決できない問題なので引き止められるリスクを減らせます。
まとめ
今回はどうやって転塾すると伝えるべきかについてまとめました。
- 「転塾する」より「退塾する」ことを伝える
- 家族で話し合ってから電話で伝えると引き止められずらい
- 退塾するまでに最低1ヶ月は余裕を持っておこう
これらを意識することで余計なことに時間を使わずに済みます。
無駄に塾と敵対する必要はありませんが、気を使いすぎる必要もありません。
新しい塾に切り替えて勉強できる環境をとのえていきましょう。
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