「転塾したい」は本当?避けるべき5つの誤った転塾理由とは?

 
保護者
塾の先生が嫌だから転塾したいって言われたんだけど…
 
管理人
ちょっと待って!その理由で転塾すると後悔するかもしれません。

転塾や退塾の理由やきっかけは生徒によって異なります。

しかし、中には転塾の理由としてよくないパターンがあるんです

根本的な原因を解決しない限り転塾しても同じ悩みを抱えることになってしまいます。

そこで、今回は見落とされがちな、避けるべきの誤った転塾理由について掘り下げます。

転塾の決断において次のシチュエーション別にチェックポイントをまとめています。

  • 成績の低下
  • 友達や講師との相性
  • 授業の進度
  • 交通の利便性

この記事を読めば、本当の原因を分析して新しい塾でいいスタートダッシュを切ることができます

成功と失敗を分ける転塾理由の見極め方

誤った理由で転塾してしまった時の結果

誤った理由で転塾すると、学生の学習意欲や成績に悪影響を与えます。

その時の気分で転塾を決めてしまうと次の塾でも目標を持って取り組むことができません。

転塾の理由に根拠がないため、新しい塾にも同じ不満を持つ可能性もあります。

 
管理人
同じような不満を持って転塾を繰り返してしまう原因になります。

転塾を繰り返すデメリットは

  • 成績が上がらない
  • 学習プランの変更についていけない
  • 講師との信頼関係を作れない

などの不満を抱え、最終的に塾に通うこと自体が嫌になってしまう生徒さえいます

この状況を避けるために、まずはいい転塾の条件を見ていきましょう。

いい転塾理由の条件

適切な転塾の理由には、以下のような条件があります。

  • 学習目標に合った方向転換であること
  • 一時的な要因に振り回されていないこと
  • 家族とコミュニケーションを取り全員が理解していること

塾に通う目的は自分の成績を上げることです。

つまり自分の成績や目標と照らし合わせて次の塾選びをすることが大切です。

また、転塾の際には面談や送迎など家族の協力が必要なのでコミュニケーションを取ることも必要です。

さらにタイミングも考えられると転塾後にうまく学習を継続できます。

【学年別】転塾するならいつがいい?(グッド&バッドなタイミング一覧)

よくある後悔しやすい転塾理由5選

「転塾したい」は本当?避けるべき5つの誤った転塾理由とは?

誤った理由1:一時的な成績の低下

成績が下がったからといって、すぐに転塾を考えるのはおすすめしません。

まずは、その原因が一時的なものなのかどうかを確認しましょう。

  • 苦手な単元が重なった
  • 部活の練習や遠征が忙しくなった
  • 体調不良

これらのような原因なら塾に相談してみることをおすすめします。

部活で忙しい場合でも塾へ時間の調整などを相談してみましょう。

成績の低下で転塾すべきタイミングは

  • 連続して成績が下がっている
  • 塾が成績の低下を把握していない
  • 何も対策をしてくれない
  • 授業の質が悪くて成績が落ちた

教室長が変わるタイミングは塾全体の雰囲気も大きく変わるので要注意です。

 
管理人
先生と生徒の関係が良いなら対策をお願いしてみましょう。

誤った理由2:友達が転塾したから

「友達がいる塾に行きたい」は転塾理由のあるあるです。

しかし、友達だけで塾を選ぶと次のリスクがあります。

  • 個々の学習レベルの違い
  • 他人に影響を受けた決定をしてしまう

生徒ごとにレベルが違うので、目標に合っていない塾だど十分な指導を受けられません。

仮に、同じ塾に行ったとしても同じクラスで勉強できるとも限りません。

友達がいなくなっても通い続けられると思える塾かどうかで選びましょう。

 
管理人
ライバルのような存在なら同じ塾に通うこともOK。

誤った理由3:塾の先生が好きではない

塾の先生との相性は重要ですが、生徒視点の好き嫌いには注意が必要

厳しい先生や宿題が多い先生は嫌われる傾向にありますが、時には必要な指導です。

  • 先生が生徒のレベルを理解しているか
  • 教育方針や学習計画を説明できるか
  • 生徒の話を聞いてくれているか

などが自信を持ってできる先生であれば問題ありません。

 
管理人
先生の指導力不足しているなら転塾を考えましょう。

誤った理由4:授業についていけてない

授業を理解できていないのであれば塾に通う意味がないと考える人もいるかも知れません。

しかし、学年が上がるにつれて1回で理解するのが難しい単元がたくさん出てきます

しっかりと理解するためには日々の復習が大切です。

  • わからない内容に十分時間をかけて勉強しているか
  • 塾での質問対応を活用できているか

積極的に解決しようとする習慣がないまま転塾すると同じ不満を抱えることになります。

まとまった質問対応の時間をとってくれる塾であれば、転塾ぜずに踏ん張ってみましょう。

逆に、次のポイントに当てはまるなら転塾のサインです。

  • 質問できる先生がいない
  • 先生が質問に回答できない
  • どうやったら追いつけるかなどの学習相談ができない
 
管理人
完全に追いつけなくなる前に判断しましょう。

誤った理由5:塾が遠い/交通が不便

塾の立地や交通の利便性は継続的に塾に通う上で大切です。

しかし以下の2点を優先しましょう。

  • 教育の質
  • 生徒と先生の相性

結果が出ている塾であれば頑張って通う方が志望校への近道です。

 
管理人
電車や車での送迎なら車内で勉強でもきます。

まとめ

今回は誤った転塾の理由5選を紹介しました。

その場の感情で転塾を決めるのではなく根本原因を探るのが大切です。

  • 成績低下の原因が一時的なものではないか
  • 友達で選んでないか
  • 厳しい指導が嫌なだけではないか
  • 授業進度を挽回する方法はないか
  • 通塾がめんどくさいから

転塾するのは新しい環境でチャレンジするいい機会です。

しかし、新しい環境でゼロから始めて軌道に乗るのは時間がかかります。

改善できるポイントがないか今一度探してみましょう。

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